プレスリリース
2002
2002年12月3日
変圧器からの絶縁油漏れに関する調査結果について
絶縁油漏れの原因は、変圧器底部と屋外電気室の床面との間に十分な空間を設けていないため、雨水等により変圧器底部が湿度の高い状態となり、急速にさびによる腐食が進行したものと考えられます。よって、同様な状態になり得る設備を洗い出し点検した結果(全36箇所)、滋賀県の2箇所で絶縁油漏れを発見しました。専門機関での分析の結果、このうちの1箇所1台で39ppmのPCBが含まれていることが判明しました。なお、絶縁油が漏れた変圧器については取り替え工事を行い、当社において
適切な管理を行っております。
さらに、PCBが含まれていた4箇所については、各行政からのご指導のもと、周辺土壌、雨水舛などの環境調査を行った結果、外部環境に影響はありませんでした。本結果については、本日までに各行政に報告しております。 当社は現在、同様の状態になり得る変圧器の下に腕金を枕木状に設置し、変圧器底部を確認できる点検スペースを確保するとともに、腐食しにくい状態にする措置を実施中です。さらに万全を期すために、今後、変圧器を吊る方式等に変更し、変圧器底部と他物との接触面をなくし床面との間に十分な空間を設け、一層腐食しにくい状態にすることにより、再発防止に努めてまいります。 以 上
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<参考資料>