プレスリリース

2002年10月28日

送電線事故点標定システムの開発について


フォルトロケータ
  送電線を流れる電流と電圧からインピーダンス(抵抗)を求め、事故点までの距離を計算し、事故点を標定する装置。
500kV送電線や長距離送電線など送電線路全体の約2割に設置。
   
オシロ装置
  電流と電圧の変化の時間的推移を曲線で表す装置。主に送電線事故の有無の判定をするために、全変電所に設置している。
オシロ装置により得られたデータをオシロデータと言う。
 

(オシロ装置)

(オシロデータ)
   
LLS(落雷位置標定システム:Lightning Location System)
  落雷時に発生する電磁波をアンテナで検出し、「方向と時間」から落雷位置を推定するシステム。当社管内の5カ所にアンテナを設置している。
 

LLSのアンテナ(子局)
アンテナ(親局) 中央給電指令所
アンテナ(子局) 敦賀保線所、
    赤穂営業所、
    和田山営業所、
    田辺営業所
     
合計5カ所にアンテナを設置
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