プレスリリース

2001年11月20日

関西電力株式会社と大阪ガス株式会社による共同実施案件の更なる推進について
~両社による共同企画会社の設立~

 関西電力株式会社(社長:藤 洋作)と大阪ガス株式会社(社長:野村 明雄)は、平成14年1月を目途に、両社の経営効率化と地球環境問題をはじめとする広範な社会問題解決に向けた貢献を目的として、両社で共同実施する案件を企画・推進する共同企画会社『オージーかんでん共同企画株式会社』を設立することとしました。

 両社は、従来から、同じ関西地域のエネルギー事業者として、お客さまのニーズにお応えできるよう相互に競争を繰り広げると同時に、LNGの導入や地域開発の分野では協調して事業を展開してまいりました。

 今後、経済のグローバル化やエネルギー事業の規制緩和がさらに進展することにより、両社とも経営効率化への取り組みを一層加速することが求められており、一方で、地球環境問題が深刻になる中、この分野への貢献も共通の課題となっております。

 新会社では、これら共通の課題に対応するため、両社から受託した候補案件の共同実施可能性の調査を行うとともに、共同実施案件の推進、フォロー、広報活動等を継続的に進めてまいります。当面の具体的な候補案件としましては、両社の経営効率化に資するものとして「天候デリバティブ」、広範な社会問題への貢献に資するものとして「屋上緑化システムに関する技術の活用」等を検討してまいります。

 両社は今後とも、グッド・コンペティターとして競争すべき分野では競争しながら、共同で実施した方が大きな成果が見込まれる事項については相互に協力してこれを行うことにより、サービスレベルの一層の向上を目指し、お客さまの更なるニーズにお応えしてまいります。また、関西地域の発展にも貢献していきたいと考えております。

以 上  

<参考資料>


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