プレスリリース

2001年9月14日

大飯発電所3号機の定期検査開始について

1.今回の定期検査を利用して実施する主要な工事

 (1)1次冷却材ポンプ供用期間中検査  (図-1参照
 1次冷却材ポンプの供用期間中検査として、4台ある1次冷却材ポンプのうち、B-1次冷却材ポンプについて、主フランジボルト、並びに同締め付け部等耐圧部の健全性を確認するとともに、分解検査としてインペラ等の内部部品について点検します。

 (2)原子炉容器供用期間中検査
 原子炉容器の供用期間中検査として、原子炉容器の溶接部等について、計画的に超音波による探傷検査を行い、健全性を確認します。

 (3)原子炉容器照射試験片取出工事
 中性子照射による原子炉容器の材料特性変化を定期的に把握するため、原子炉容器内部に設置している照射試験片を計画的に取り出します。

2.燃料集合体の取替え

燃料集合体全数193体のうち81体を取り替える予定です。
 (取替用燃料集合体のうち76体は新燃料集合体。)

3.今後の予定

 
原子炉起動、臨界:平成13年11月上旬
調整運転開始   :平成13年11月上旬 *
本格運転再開   :平成13年12月上旬

 
年度当初の計画においては、11月中旬に調整運転を開始する予定でしたが、定期検査の作業工程の見直しを行った結果、11月上旬に調整運転を開始する予定となりました。

以 上  

<参考資料>

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