プレスリリース

2000年9月26日

関西電力地球環境アクションレポート(2000年度版)の発行について

 本日9月26日、当社の環境問題への取り組みの方針、目標および活動状況をご報告する『関西電力地球環境アクションレポート』(2000年度版)を発行いたしました。当社は、1993年度より、毎年度、このレポートを発行しており、今回で8回目を迎えます。
 今回のレポートでは、経営環境の変化を踏まえ、本年3月、環境問題への取り組みの具体的な行動計画として策定した『エコ・アクション2000』を取り上げております。

《今回の主な特徴》
 環境会計
当社では初めて、『環境会計』をとりまとめ、1999年度の当社の環境  保全に関するコストとその効果を公表しております。
 CO排出量の削減
 1999年度の使用端CO排出原単位は、0.28kg-C02/kWhとなりました。この数字は、電力業界で、最も低い水準です。
 また、1990年度と比較すると、使用電力量は16%増加しているにもかかわらず、CO排出量は8%減少させることができました。
 このような結果は、当社が、地球環境問題への対応として、温室効果ガス削減をめざし、『ニューERA戦略』を展開した成果です。
 関西グリーン電力基金
 風力発電や太陽光発電について、お客さまと当社が協力し、普及促進を図るための「関西グリーン電力基金」の導入を計画しています。
 地球温暖化防止に向けた海外における新しい取り組み
 当社では、地球温暖化防止に向け、海外において、様々な取り組みを展開しておりますが、この度、『グルジア国トビリシ市における地域暖房プラント改善調査』および『フィリピン電力公社アンブクラオ水力発電所リハビリ テーション計画』に、新たに、参画することとなりました。
 海外でのCO削減の取り組みは、地球温暖化防止京都会議において提唱された京都メカニズムとして活用できるものと期待しております。
 PRTR制度への取り組み
 PRTR(環境汚染物質排出・移動登録)制度は、1999年7月に法制化され、2001年4月から法に基づき排出量等のデータ把握を実施することとなりますが、当社では法に先行して、自主的に化学物質の環境への排出量等を調査し、1999年度の調査結果を公表いたしました。

以 上  

<参考資料>


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