プレスリリース

2000年9月26日

関西電力地球環境アクションレポート(2000年度版)の発行について

-1 グルジア国トビリシ市における地域暖房プラント改善調査
調査体制 関西電力(株)、清水建設(株)
[協力者]グルジア国 燃料エネルギー省
調査対象 地域暖房プラント(グルジア国トビリシ市)
背  景 ソビエト連邦からの独立後、ソ連からの天然ガス供給停止に伴い、これを燃料とする市内の熱供給設備が全て停止、その後、老朽化した。それ以降、家庭用の暖房に電力を使用しているため、慢性的な電力不足に陥っている。
調査内容 現在、天然ガスの供給は再開されていることから、既存熱供給プラントにコージェネレーションシステムを導入することにより、熱と電力の安定確保を目指す。その結果、家庭の暖房用電力が削減され、CO排出量の抑制につながる。
調査期間 平成12年9月~平成13年3月
受託相手 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

【地 図】


-2 フィリピン水力発電所リハビリテーション計画

調査体制 関西電力(株)、(株)ニュージェック
[協力者]フィリピン電力公社
調査対象 アンブクラオ水力発電所
(ダム水路式、総出力75000kW)
(フィリピン共和国ルソン島バンケット州ボゴッド)
背  景 アンブクラオ水力発電所は、老朽化および土砂流入により、全面運転停止状態である。
調査内容 停止中の水力発電設備に、日本の水力発電に関する補修経験・技術を加え、発電所の早期機能回復を図る。
調査期間 平成12年9月~平成13年1月
期待効果 CO削減量 約30万t-CO2/年
受託相手 JETRO(日本貿易振興会)

【地 図】

プレスリリース