プレスリリース

2000年1月26日

社内起業家制度による新会社の設立について

 当社は、平成10年7月より、関電グループの事業領域拡大、競争時代にふさわしい人材育成とその風土づくりをねらいとした「かんでん起業チャレンジ制度」を設け、社内起業家による事業アイデアを募集してきました。

 第1回募集(募集期間:平成10年8月10日~平成11年1月31日)につきましては、総数203件の応募があり、その中の有望なアイデアについて事業化調査を実施してきましたが、この度、社内ベンチャー会社の第1号として「株式会社かんでんエルファーム」を設立することとしました。

 新会社の主な業務内容は、ダムに流入する流木や間伐材等の処理受託と、それを加工したおが粉やチップの地元畜産農家への販売、ならびに畜産農家で使用したおが粉やチップを原料とした土壌改良材の製造・販売などであります。

本事業の特徴としましては、従来、主として焼却処理していた流木等を破砕処理し、それを地元畜産農家で活用しますので、環境改善への寄与と未利用資源の有効活用が挙げられます。また、地元からも早期操業を大いに期待されていることから、まさに「資源循環型」「地域共生型」の事業であると考えています。

 なお、他のアイデアにつきましても、会社設立に向けて準備を進めているところであるとともに、第2回の募集(募集期間:平成11年9月20日~平成12年1月31日)をも行っています。

以 上  

<参考資料>


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