プレスリリース

1999年11月1日

BNFL製MOX燃料の製造時検査データに関する調査結果について

 当社は平成11年9月13日に、高浜発電所3号機用に製造しているMOX燃料のペレットについては、自動外径測定により選別を行い、仕様外品を除外しているものの、製品の品質保証のために当社に提供する検査データ採取を一部行わず、過去の検査データを流用していたものがあるという連絡をBNFLから三菱重工業を通じて受けました。(9月14日お知らせ済み)

 また、9月14日には通産省、福井県及び高浜町から調査及び原因究明と併せ、高浜発電所4号機用MOX燃料も含めた品質管理等の調査結果を報告するようご要請がありました。

 当社といたしましては、今回の問題の重要性に鑑み、三菱重工業とともに調査員を現地に派遣し、詳細調査を行った結果、高浜発電所4号機用のMOX燃料についてはデータ流用等の不正はなく、仕様どおりに燃料が製造されたことを確認いたしました。
(9月24日お知らせ済み)

 このたび、更に、現在製造中の高浜発電所3号機用のMOX燃料について調査した結果及び今後の再発防止対策についてとりまとめ、本日、通産省、福井県、高浜町、福井県議会及び高浜町議会にご報告いたしましたので、お知らせします。

<参考資料>


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