原子力発電について
原子力ライブラリ

加圧水型炉において、1次冷却材を沸騰させないように原子炉を含む1次冷却材内部の圧力を高くする装置。加圧器は、系統の圧力が下がると、液部にある電熱ヒーターに通電して蒸気を発生させることで、蒸気部体積を増大させて圧力を上げる。一方、系統圧力が設定圧力より高くなると、蒸気部に低温水をスプレーして蒸気を凝縮し、蒸気部体積を収縮させて圧力を下げることで、系統の圧力制御を行う。また、1次系圧力がスプレーによる圧力抑制の範囲を超えると、逃し弁、安全弁から蒸気を加圧器逃しタンクに放出し、系統の圧力を維持する。
掲載年月日:2014年12月26日

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