2022-11-16
- 主に不動産の総合管理、駐車場の運営などを手掛ける関電ファシリティーズ株式会社。
- 同社は2016年4月に、関電ビルマネジメントとMIDファシリティマネジメントの2社が合併してできた会社だ。
- 今回は、2022年9月9日に創業48周年を迎えた同社において、更なる飛躍を目指すための「創業50周年事業プロジェクト」に挑む若手社員に話を聞いた。
〈写真右〉
氏名:小森 雅人(こもり まさと) <人事部 人事グループ>
〈写真中央〉
氏名:南 陽貴(みなみ はるき) <パーキング事業部 西日本営業グループ(運営管理担当)>
〈写真左〉
氏名:佐藤 瑞生(さとう みずき) <東京支社 技術企画グループ(クリーン事業推進担当)>
創業50周年事業プロジェクトとは?
-プロジェクトの目的について教えてください。
- 小森氏
- 2024年9月9日に、前身企業の創業から50年の節目を迎えるにあたって、社内外へこれまでの「感謝」と「当社の軌跡」、そして「次の50年も魅力ある会社であり続ける」という想いを伝えることを目的(理念)として、活動しています。
プロジェクトの活動方針としては、以下の4点を掲げて取り組んでいます。
1.更なる従業員の一体感を目指し、『人と人とのつながり』を共創します。
2.築き上げてきた歴史や価値観を共有し、企業文化・風土を育み、紡いでいきます。
3.関電ファシリティーズブランドの担い手として自己の成長に努め、お客さま・取引先の皆さまへ貢献します。
4.ステークホルダーと共に、サステナブルな地域社会の発展を目指します。
当社は、関西電力グループとパナソニックグループという、系譜の異なる長い歴史を持つ2社が合併してできた会社で、それぞれの文化・風土を活かした「関電ファシリティーズ」としてのブランド構築を進めています。しかし、業務の性質上、お客さまの建物に日々常駐しながら勤務をする従業員が多いことや、関西電力グループでは珍しい全国に拠点がある会社ということから、どうしても従業員同士の「物理的な距離」があります。この周年事業プロジェクトを通じて、一体感の醸成を加速させ、より魅力的な会社にしていきたいと考えて活動しています。
式典実行委員?からのまさかの大化け
-いつからプロジェクトが開始したのでしょうか?
- 南氏
- 2021年5月から開始しました。プロジェクトメンバーは、社内の様々な部門から推薦で選ばれ、20代〜40代まで11名がいます。最初はメンバー全員が、“社内旅行”や“周年式典”の実行委員として活動するのだろうと思っていました(笑)。そこから、プロジェクトの根幹となる目的や活動方針の策定を、プロジェクト内での意見交換に留まらず、経営層とのコミュニケーションや、社内アンケート等を重ね、何とか作り上げることができました。正直、当初考えていたプロジェクトからはまさかの大化けで本当に大変でしたが、ここまであっという間でした。
<プロジェクトメンバーの皆さん>
- 佐藤氏
- そもそも、私たちプロジェクトメンバーが若手中心で構成されており、会社全体のことをよく知っていませんでした。私も入社以来東京支社で勤務しているように、各メンバーも自分が所属する部門以外の人・業務のことはほとんど知りませんでした。なので、まずは私たちが「自分の会社のことを知ろう」と、社内アンケートを2回実施しました。プロジェクトを通じて、社内の様々な人と業務に触れ合い、会社に対する従業員の熱い考えを知ることができ、非常に勉強になりました。
プロジェクトの第1歩となる取組み
-これまでどんな活動をしてきましたか?
- 南氏
- まずは活動方針の1つ目「更なる従業員の一体感を目指し、『人と人とのつながり』を共創します。」に基づき、周年事業の旗印となる「周年記念ロゴ」の制作をしました。50周年に向けた期待感や一体感醸成を狙い、48周年にあたる今年から、3か年展開するロゴを制作しました。私はロゴ制作チームとして、制作コンペも行いながら制作に取り組みました!制作コンペは初体験で社内外の調整も含めて、今後の業務に活かせるとても良い経験になりました。
ロゴデザインは、創業50周年への期待感・一体感を醸成し、ビルを模したハットを身に付けたシンボルは、当社に関わる全ての人への感謝と、その想いが高まっていく様子を表現しました。
また、時を経るごとに栄えていく街を支える存在として、お客さまをはじめ、従業員や協力会社などのパートナーと寄り添う姿も表しています。50周年ロゴは、5と0が腕組みして良きパートナーとして、次の50年を共に歩んでいきたいという想いを込めています。
<3か年展開の周年記念ロゴ>
- 小森氏
- ロゴ制作の他には、「人と人とのつながり」を意識した『CONNECT』という社内コミュニティサイトを今年9月に開設しました。“従業員の一体感やつながりを生み出す”ことを狙いとしたサイトで、プロフィール、業務内容やプライベートの趣味、好きなものに至るまで、全従業員が見られるサイトです。SNSの機能なども参考に、タグ付け機能をつけて、共通のつながりを持つ人を見つけられるところが特徴です!使用方法を説明するために、自前で動画を撮影することになり、なんと社長にも出演協力、撮影指導もしていただきました(笑)
<CONNECT個人ページイメージ>
<社長スペシャルムービー撮影の様子>
社内を巻き込むためには、まず自分が楽しむ!
ー今後のプロジェクト活動の展開は?
- 佐藤氏
- 『CONNECT』は立ち上げから約2か月が経ち、現在は約400名の方に登録いただいていますが、全従業員の5分の1程度に留まっています。来年には全従業員の登録が目標です。3か年の周年事業のスタートを切りましたが、段階を踏んで50周年に向けてプロジェクトを加速させていきたいです。周囲を巻き込むために、まず私が楽しむ姿勢をどんどん見せて、従業員全員で盛り上げていきたいです。
- 小森氏
- 活動方針の1つ目は何とか形になりつつありますが、今後、2つ目から4つ目の活動方針に沿って、取組み内容を検討、実施していきます。50周年までに既に2年を切っており、やや焦りも感じますが、プロジェクトメンバーだけでなく従業員全員で一致団結して、多くの課題に取り組み、今後の50年も魅力ある会社づくりを目指して頑張っていきます!
本業・プロジェクト業務と忙しい皆さんのプライベートは?
ーCONNECTに記載されている?プライベートの過ごし方やマイブームを教えてください!
- 小森氏
- 私は子どもがジブリにはまっていて、一緒にジブリの映画鑑賞をして癒されています(笑)。
またマラソンが趣味で、11月の神戸マラソンにも出場予定です。目標?の4時間切りを目指して頑張ります! - 南氏
- 私も子育てとの両立で忙しいのですが、冬場は夫婦で毎週のようにスノーボードに繰り出します。
ほぼ毎週末、新潟・長野・岐阜・兵庫のどこかにいます(笑)。今年はCONNECTで趣味「スノボ」と記載している人を連れて、スノーボードに行きたいと思っています! - 佐藤氏
- 私は月に1~2回、友人とバスケットボールの大会に出て、身体を動かしてリフレッシュしています。私もスノーボードするので、今年は絶対に南さんと一緒に行きたいと思っています。
あとは最近のマイブームとして、自販機で売られている紙パックの“いちごミルク”にドハマりしています。コンビニとかではなかなか売っていなくて、新たな所に行くといつも自販機を探してしまいます。キャッシュレス決済できない自販機ばかりなので、そのために現金は常に持ち歩くようにしています(笑)
<小森氏>
<南氏>
<佐藤氏>
(聞き手)
関西電力株式会社 広報室 大西、岩田、谷口