2022-7-27

株式会社オプテージと株式会社 関電セキュリティ・オブ・ソサイエティは、 オプテージを存続会社として2023年4月1日をもって合併しました。
以下の情報は2022年7月当時のものです。
- (株)関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ(略称:関電SOS)は、関西電力および東洋テックとの連携により生まれたホームセキュリティ会社。一般住宅をまもる「ホームセキュリティ」をはじめとして「マンションセキュリティ」や「事業所警備」などを通じて、お客さまの安心で快適なくらしをサポート。
- 今回は、営業のスペシャリスト・藤本さんに、お客さまと向き合うときに心掛けていることや、仕事に対する想いを伺った。
PROFILE
藤本 薫(ふじもと かおる)
(株)関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ 営業部 担当課長
前職の営業経験を活かし、2001年、関電SOS創業時に、営業部の初期メンバーとして入社。
現在は主にコンシューマー(個人および法人のお客さま)向けの営業活動に携わっている。
オーダーメイドへのこだわり
~生活スタイルを変えずに防犯レベルをUP~
-関電SOSのホームセキュリティの一番の強みは何ですか?
- 藤本
- 関電SOSは設立当時、シンプルなプラン・低価格を実現し、ホームセキュリティを手の届きやすいサービスにすることを目指してきました。その思いは今も変わりませんが、時代の変化とともにライフスタイルも多様化しています。身近な例でいうと、近年ペットのいるご家庭も増えてきましたが、その場合はペットの移動範囲を避けながらもしっかり警備ができるようにセンサーを付ける位置にも工夫が必要です。家族構成や生活スタイルをきめ細やかにヒアリングしながら、「いかに普段の生活を変えずに防犯レベルを上げられるか」という観点で、お客さまのくらしに寄りそったオーダーメイドのプランをご提案しています。
<コントローラー(ベーシックメニュー)>
<救急通報サービス(オプションメニュー)>
ホームセキュリティの激戦区・関西で勝ち抜くために
-普段のお仕事について教えてください。
- 藤本
- 現在は、既築・戸建てのお客さまを中心に担当しています。ご自宅を訪問し生活スタイルをヒアリングした上で、後日提案書を持って再度お伺いするといった流れです。提案書の作成にあたっては、ご自宅の間取りを一から図面に起こし、機器の設置場所やステッカーの位置などプランニングします。最近では数社で比較検討される方がほとんどです。特に関西は、当社の参入をきっかけに価格競争が起こり、全国的に見てもホームセキュリティの激戦区。そんな中では、防犯のプロとしての目線で、様々な角度からきめの細かいご提案が大切です。例えば、音声のみのインターフォンを使用されている方に対してはカメラ付きのものへ変えるようアドバイスしたりすることも。もちろん、お客さまのコストや操作性等もありますから、なんでも付ければよいという単純なものではありません。プロとして譲れないポイントは押さえつつ、お客さまの望みを的確に捉え、最小限の設備で最大限の防犯効果が得られるよう知恵を絞るのが腕の見せ所です。
世代を超えて、くらしに安心をお届け
- 藤本
- 一見、ホームセキュリティは、保険等と違い、一度設置してしまえば、その後お客さまと関わる機会はないように思われるかもしれません。しかし、機器の使い方等に加え、家の鍵を交換したい等、くらしにまつわる様々なシーンでご相談を受けることも実は多いんです。名前を覚えてもらい、「藤本さんに聞こう」と身近に感じていただけることは有難いです。また、兄弟が結婚する、実家が両親だけになる、といったきっかけでご家族をご紹介いただくこともありますが、大切な方のくらしを託そうと思っていただけることは営業冥利に尽きますね。先日、昔お伺いした時にまだ小さなお子さんだった方が、結婚して家を建てるので…とご連絡をくださったときは、世代を超えたお付き合いをさせてもらっていたんだなと、感慨深い出来事でした。
-性格上、向いているなと感じる部分はありますか?
- 藤本
- 昔から負けず嫌いなんです。今でこそ警備業界、特に営業職は女性がかなり増えていますが、入社当時、女性は私だけでしたから。周りに負けるか!という心意気でやっていました。関電SOSに入る前にも2つ職場を経験しているのですが、いずれも売上目標のある職場でしたね。目標があると俄然燃えるタイプかもしれません。ただこれからは、自分の売上目標もありますが、もっと後輩のスキルアップもサポートしていきたいです。でも、人を育てるのって一番難しいことだなと試行錯誤しています。
くよくよせず次に繋げる
-苦労していることなどあれば教えてください。
- 藤本
- 私たちの仕事はお客さまに選んでいただく仕事ですので、競合他社に負けてしまうこともあります。非常に悔しいですが、後から考えて解決できるものではないので、くよくよはしません。次こそは、と気持ちを切り替えるのみです。
-最初から上手く切り替えできていたんですか?
- 藤本
- いえいえ、そんなことはないですよ。昔の話ですが、なかなか上手くいかない時には、「2、3日会社行けへんから!」となったことも(笑)。でも、営業職は特に自分に負けるとどうしようもないんです。初めから及び腰だと自信の無さはお客さまに必ず伝わってしまいます。だからまずは、これが最適だと自信の持てるプランを準備していく。そしてお客さまと接する時は堂々と言い切ることです。「防犯のプロ」だと信頼し安心していただくために、一つ一つの言葉や表情にまで気を遣うことが本当に大事だと思います。
自分へのご褒美~500円玉貯金で温泉&酒蔵の旅~
-リフレッシュの方法を教えてください。
- 藤本
- やはりお酒を飲むことですね。自宅には各地方の日本酒、ワイン、シャンパン、焼酎・・・と一通りそろっていますよ。500円玉貯金を続けていて、毎年秋口に旅行するのですが、目的は温泉と酒蔵で、試飲して美味しければ送ってもらいます。独立した子供の部屋を自宅の酒蔵にしていて、お酒専用の冷蔵庫がずらーっと並んでいます。息子が帰省した時に寝る部屋?ないですね(笑)
(聞き手)
関西電力株式会社 広報室 村上、玉川