プレスリリース
過去の送配電プレスリリース
2018
2018年9月27日
関西電力株式会社
株式会社ニュージェック
ガイアナ共和国「再生可能エネルギー導入及び電力システム改善計画」のコンサルタント業務受託について
関西電力株式会社(以下「関西電力」)および株式会社ニュージェック(以下「ニュージェック」)は、独立行政法人国際協力機構(JICA)から、ガイアナ共和国「再生可能エネルギー・省エネルギーシステム導入計画準備調査」業務※を受託しており、2017年6月から約1年間にわたり、事業内容・規模に関する概略設計を進めてきました。
そして、この度、日本国政府からガイアナ共和国政府への無償資金協力支援が閣議決定されたため、概略設計の内容に基づき、同国の「再生可能エネルギー導入及び電力システム改善計画」が実施されることとなり、関西電力とニュージェックは、ガイアナ共和国政府 ガイアナエネルギー庁(Guyana Energy Agency)から、「再生可能エネルギー導入及び電力システム改善計画」に係る設計・施工監理他に関するコンサルタント業務を受託し、契約を締結しました。
ガイアナ共和国は、南米大陸の北東部に位置する国であり、電力の送配電損失の削減や、発電の大半を依存している輸入化石燃料の使用量削減を目指し、エネルギーの効率的な利用や再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいます。日本政府としても、政府開発援助(ODA)の一環として、同国を含むカリブ地域の持続的発展に向け、エネルギー分野において協力することを表明しています。
本業務は2018年8月から2022年3月の約3年8ヶ月にわたり、両社の社員を現地へ派遣し、本事業にかかる設計、入札図書の作成・入札審査、契約交渉補助、施工監理等を実施するとともに、導入機材、システムの同国技術者への技術指導を行うものです。本業務において、両社の知見と技術力を活かし、ガイアナ共和国ならびに同国のカリブ共同体本部ビルの効率的な電力供給の実現を通じて、同国ならびにカリブ地域の発展に貢献してまいります。
※同国の送配電損失低減に資する配電・変電設備の強化、またカリブ共同体本部ビルの省エネ化と太陽光パネルの設置に関する調査業務。
以 上