プレスリリース
2020
2020年12月25日
関西電力株式会社
大阪府における一酸化炭素中毒事故について
2020年12月21日、大阪府内の当社ガスご契約者さま宅において、ガス給湯器の不完全燃焼により、一酸化炭素が浴室内に流入したことが原因とみられる死亡事故が発生しました。
お亡くなりになられた方に心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに心からお悔やみを申し上げます。
なお、本件は、ガス事業法第171条に基づき、中部近畿産業保安監督部近畿支部に報告しました。事故の概要は以下の通りです。
・発生日時 | :2020年12月21日(月) 11時頃 |
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・当社覚知 | :2020年12月24日(木) 13時頃 |
・発生概要 | :大阪府の集合住宅において、1名の方が浴室内で死亡しているのが発見され、死因は、一酸化炭素中毒と診断されました。 |
・原因 | :当該お客さま宅の屋外に設置されたガス給湯器が不完全燃焼を起こし、何らかの要因により一酸化炭素が浴室内に流入したものと推定されます。 |
・ガス機器 |
:ガス給湯器(RUX-1605PSOU) 製造者:リンナイ株式会社 製造年月:1988年1月 |
当社は、お客さまに安心してガスをお使いいただけるよう、引き続き、保安の確保に努めてまいります。
なお、ガス機器の安全なご使用方法にあたっての詳細につきましては、当社ホームページをご参照ください。
- <お客さまへのご使用上の注意>
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- (1)新鮮な空気が不足すると不完全燃焼による一酸化炭素中毒をおこし、死亡事故につながる場合があります。屋内でガス機器をご使用の場合は、必ず換気扇を回す、もしくは換気装置を作動させて換気を行っていただきますようお願い致します。
- (2)屋内でガス機器をご使用の場合は、ガス機器周辺にガス漏れや不完全燃焼によって発生した一酸化炭素(CO)を検知すると、ランプと音声でお知らせする「ガス・CO警報器」の設置をおすすめします。
- (3)外観上異常がなくても、ガス機器を使用中に気分が悪くなったり、いやな臭いを感じたりした場合には、直ちにガス機器の使用を中止し、当社または大阪ガスのガス漏れ専用電話にご連絡いただきますようお願い致します。
- (4)なお、長期間ご使用いただいておりますガス機器は、劣化や摩耗により思わぬ故障から事故が発生する可能性があります。修理や点検(有償)が必要な場合は、当社または販売店、メーカーにご連絡いただきますようお願いいたします。
以 上