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2020年11月25日
関西電力株式会社

水素燃料電池船と船舶用ステーションの実現に向けた検討開始について

 当社は、このたび、水素燃料電池の利活用拡大と大阪・関西万博の一層の盛り上げを目的とし、岩谷産業株式会社、東京海洋大学、株式会社名村造船所、株式会社日本政策投資銀行などと、水素燃料電池船(以下、本水素船)の商用化運用に向けたフィージビリティスタディ※1を開始します。

 世界的に環境意識が高まり、様々な移動手段において水素の活用が期待されている中で、水素船は、従来のディーゼル船と比べ、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない高い環境性能を有するだけでなく、匂い、騒音、振動のない優れた快適性が期待されています。
 本水素船は、大阪・関西万博の開催中、万博会場である夢洲と大阪市内の観光地を結ぶ旅客船としての運航を目指しています。

 当社は、これまでから、低炭素社会実現に向けた選択肢の一つとして、水素に関する取組み※2を進めてきました。
 今回、船の運航スケジュールを踏まえた、本水素船および船舶用ステーション※3のエネルギーマネジメントを担うことで、商用化に貢献したいと考えています。

 当社としては、本取組みを通じて、将来の水素利活用に対する可能性を幅広く検討していくとともに、大阪・関西万博での実装を目指して積極的に取り組んでまいります。

  • ※1:feasibility study(実現可能性調査):計画された新規事業や新製品・サービス、プロジェクトなどが、実現可能かどうかを事前に調査し、検証すること。
  • ※2:
    • ・水素の製造・販売事業を行う株式会社ハイドロエッジの設立
    • ・水素コージェネレーションシステム実証への協力
      国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)助成事業として水素を燃料とする1MW級ガスタービン発電設備から近隣施設への熱電供給実証を実施
    • ・既設火力発電設備に対する水素混焼の導入可能性調査
      NEDO委託事業として机上検討を実施(2018年度~2019年度) など
  • ※3:本水素船への燃料を供給するための設備を設置する予定

以 上