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2020年10月1日
関西電力株式会社

米国テキサス州陸上風力発電事業の商業運転開始について
~アビエータ陸上風力発電事業~

 当社は、米国テキサス州において、アビエータ陸上風力発電事業に参画するため、2020年7月10日、アレス インフラストラクチャーアンドパワー社(以下、AIP社)グループ※1が保有する権益の取得に関する契約を締結しました。
 具体的には、風力発電会社であるアビエータ・ウィンド社(以下、アビエータ社)の権益48.5%を当社子会社であるケーピック・ユーエスエー社※2を通じて取得するものです。

 本発電所は、米国テキサス州に位置する合計出力52.5万kWの陸上風力発電所で当時は建設中であり、当社が米国で参画する初めての再生可能エネルギー発電事業です。

2020年7月10日お知らせ済]

 その後、本発電所の建設が完了し、このたび、商業運転を開始しました。

 今回の参画により、当社の海外における再生可能エネルギー発電事業の持分容量は合計94.9万kW※3に、海外事業における当社の持分容量は合計286.1万kW※3となります。

 当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に新規開発を進めています。アビエータ陸上風力発電事業の持分容量約25.5万kWを新たに加え、再生可能エネルギー電源の設備持分容量は合計で472万kW※3となります。

 当社は、引き続き再生可能エネルギー事業の拡大を目指すとともに、得られた知見を活用して、グローバルな社会課題(SDGs※4)の解決に貢献してまいります。また、中期経営計画に掲げたように、海外事業を当社グループの重要な収益の柱とするため、これまでに培った技術力や経験を活用しながら、積極的に海外電力事業の拡大に取り組み、飛躍的な成長を目指してまいります。

以 上

  • ※1:米国で発電、送電およびエネルギー中流事業を豊富に手掛けるインフラファンド運用会社
  • ※2:当社100%出資の米国子会社
  • ※3:商業運転前の参画案件を含んだ値
  • ※4:持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)
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