プレスリリース
2020
2020年4月3日
関西電力株式会社
原子力発電所の運転実績等について(2019年度)
1.運転実績の総括[表-1]
2019年度の当社原子力発電所(7基、657.8万kW)の運転実績は、下表のとおりです。
2019年度実績 | 2018年度実績 | |
---|---|---|
発電電力量 | 約279.8億kWh | 約314.8億kWh |
時間稼働率※1 | 約42.6% | 約47.5% |
設備利用率※2 | 約48.4% | 約54.6% |
- ※1:
- 1年間の暦日時間数(365日×24時間)に対し、実際に発電した時間数の割合。
- ※2:
-
定格電気出力で1年間運転した場合の発電電力量に対し、実際に発電した電力量の割合。
定格熱出力一定運転による発電電力量増加分を含む値。
2.運転状況
2019年度に定期検査を実施したプラントは3基あり、高浜発電所4号機は2019年9月18日から2020年2月26日(調整運転期間※1含む)まで、大飯発電所3号機は2019年4月11日から7月23日(調整運転期間※1含む)まで、4号機は2019年7月4日から10月10日(調整運転期間※1含む)まで定期検査を実施しました。
現在、高浜発電所1、2、3号機、美浜発電所3号機において定期検査を実施中です。
- ※1 並列から総合負荷性能検査終了までの期間。
(2)異常事象等[表-4]
法律に基づき国へ報告した事象2件(2018年度実績:2件)、安全協定に基づき報告した異常事象は7件※(2018年度実績:5件)、保全品質情報2件(2018年度実績:4件)、合計9件あり、いずれの事象においても周辺環境への放射能の影響はありませんでした。
9件の内訳として、保安規定の運転上の制限の逸脱が1件、保守管理不良が3件、労働災害が5件でした。
※「法律に基づき国へ報告した事象2件」を含む
新燃料、使用済燃料、低レベル放射性廃棄物の輸送実績は、表-5、6、7に示すとおりでした。
以 上