プレスリリース
2019
2019年7月31日
関西電力株式会社
高浜発電所の原子炉設置変更許可について(高浜発電所1、2号機の廃樹脂処理装置の1~4号機共用化等)
当社は、2018年11月16日に、高浜発電所3、4号機で発生した廃樹脂※1を、高浜発電所1、2号機の廃樹脂処理装置に移送して処理するための当該装置等の共用化、原子力災害制圧道路※2が高浜発電所の敷地の一部を通過することに伴う敷地の境界および面積の変更等について、原子炉設置変更許可申請を行い、本日、原子力規制委員会より許可を頂きました。
また、2018年2月5日に行った原子炉設置変更許可申請※3のうち、原子炉等規制法の規則の改正を反映した高浜発電所1~4号機の地震時における燃料被覆管の閉じ込め機能の評価について、本日、原子力規制委員会より許可※4を頂きました。
- ※1 原子炉冷却系統等の浄化のために用いるイオン交換樹脂を一定期間使用後に取り出したもの。高浜発電所3、4号機は、廃樹脂から放射性物質を分離する廃樹脂処理装置を有しておらず、貯蔵タンクに保管している。
- ※2 高浜町の原子力災害制圧道路整備事業に伴うもの。
- ※3 2018年2月5日の原子炉設置変更許可申請の内容
- ・高浜発電所1、2号機の常設直流電源設備の設置
- ・高浜発電所3、4号機の重大事故時の原子炉等への注水手段の一部変更
(送水車の導入等) - ・高浜発電所1、2号機の使用済燃料ピット保管時の燃料の管理方法の変更
(未臨界性評価の変更) - ・高浜発電所1~4号機の地震時における燃料被覆管の閉じ込め機能の評価
- ※4 変更に伴う設備の設計変更や改造工事等はない。
以 上