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2019年4月18日
関西電力株式会社

室生(むろう)発電所の廃止について

 当社は、2019年10月1日をもって、室生発電所を廃止することとしました。

 室生発電所は、1920年の運転開始以来、99年間の長きに亘り、電力の安定供給に貢献してまいりましたが、発電期間が年間5ヶ月の発電所であり、発電電力量が非常に少なく、経済性の観点から、この度、廃止することとしました。

 当社グループは、「低炭素」のリーディングカンパニーとして、2030年代に国内外で再生可能エネルギー電源の設備容量600万kWを目標に、200万kW以上の新規開発に取り組んでおり、今後も引き続き、地域の皆さま方のご理解を賜りながら、再生可能エネルギーの普及・拡大に貢献してまいります。

以 上

<参考:室生発電所の概要>
所在地 奈良県宇陀市室生大野
水系・河川名 淀川水系 室生川
発電所形式 水路式
運転開始年月日 1920年8月14日
認可出力(最大出力) 200kW
最大使用水量 0.557m/s
有効落差 48.84m
  • ※室生ダム建設に伴い、室生川の流水を7ヶ月間(10月1日~4月30日)室生ダムへ引水することになり、1973年12月以降、室生発電所の発電期間が5月1日~9月30日となっているもの。
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