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2019年3月6日
関西電力株式会社

高浜発電所1号機格納容器内における火災について

 定期検査中の高浜発電所1号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)の格納容器内において、本日15時10分、火災報知器が発報したため、現場作業員が直ちに消火を行うとともに、当社社員が15時28分に119番通報を行いました。

 現場では、格納容器内の配管耐震裕度向上工事として、格納容器貫通部にある主給水配管のカバー(伸縮継手)を溶断機※1で切断していたところ、溶断時のノロ※2が溶断機のホースに落ち、引火したことを確認したため、直ちに現場作業員が消火器を用いて消火しました。

 その後、消防署員による現場確認が行われ、16時45分に鎮火が確認されました。

 なお、本件において負傷者は発生しておらず、環境への放射能の影響はありません。また、周辺設備に影響はありません。

  • ※1溶断機:ホースで溶断に使うガスを供給し、金属素材を加熱して切断するための機械
  • ※2ノロ :溶けた金属が飛散して粒状に固まったもの

以上

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