プレスリリースRSS

2019年2月25日
株式会社読売新聞大阪本社
讀賣テレビ放送株式会社
関電不動産開発株式会社
関西電力株式会社

よみうり文化センター(千里中央)再整備事業 街区「SENRITO」が3月1日(金)完成

 株式会社読売新聞大阪本社と讀賣テレビ放送株式会社(以下「よみうりグループ」)が、関電不動産開発株式会社、関西電力株式会社の2社(以下「関電グループ」)を共同事業者として、大阪府豊中市の千里中央駅前で進めてきた「よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」(以下、本事業)で、関電グループが建設を手がける「シエリアタワー千里中央」(52階建て、552戸)が2月末に竣工し、新たな街区「SENRITO」が、3月1日(金)に完成します。
 本事業は、総合カルチャーセンター「よみうり文化センター」を商業施設とタワーマンションに建て替えるもので、2011年にスタートしました。よみうりグループが運営する商業施設は「SENRITOよみうり」として2017年4月に全面開業しており、約60の店舗やクリニックが営業しています。北大阪急行の延伸を控え、千里中央地区は官民による大規模な再整備が予定されており、街区「SENRITO」はその先駆けとなります。

竣工した「シエリアタワー千里中央」(左)と「SENRITOよみうり」(右下)=2019年2月撮影
竣工した「シエリアタワー千里中央」(左)と「SENRITOよみうり」(右下)=2019年2月撮影
■駅直結の歩行者デッキや「SENRITOよみうりホール」を整備

 商業施設とマンションの2階部分に段階的に整備してきた歩行者デッキが完成し、千里中央駅と当施設、新御堂筋を渡る千里橋までの歩行者ルートが結ばれます。庇があって雨にぬれず、段差のないバリアフリー構造で、公共通路として24時間、一般に開放します。
 デッキ沿いには旧よみうり文化センターの面影を残すれんが調の「SENRITOよみうりホール」(100m、最大130席)を設けました。講演会やセミナー、イベントなどに利用できる多目的ホールで、3月1日から貸し出しを始めます。豊中市と市民の協働事業にも協力し、地域の文化・芸術活動の場としても活用します。また、北側のデッキは同センターの通路に使われていた「煉瓦(れんが)通り」の名称を復活させ、植栽やベンチを配置して、憩いの場となっています。

椅子を配置したホール内部
椅子を配置したホール内部
デッキ側から見たホールの外観
デッキ側から見たホールの外観
アクセスマップ
■よみうり文化センター再整備事業の歩み
2011年10月 株式会社読売新聞大阪本社、讀賣テレビ放送株式会社、MID都市開発株式会社、関電不動産株式会社、関西電力株式会社の5社が、「よみうり文化センター」の施設を商業施設と定期借地権付きのタワーマンションに建て替える計画概要を発表
※2016年4月にMID都市開発株式会社と関電不動産株式会社が合併し、関電不動産開発株式会社となる
2014年 4月 商業施設Ⅰ期棟を着工
12月 新たな街区名を「SENRITO(センリト)」、商業施設名を「SENRITOよみうり」と決める
2015年 7月 「SENRITOよみうり」Ⅰ期棟が開業
2016年 2月 商業施設Ⅱ期棟とタワーマンション「シエリアタワー千里中央」、歩道橋を着工
2017年 4月 商業施設Ⅱ期棟が完成し、「SENRITOよみうり」全面開業。Ⅱ期棟はイオンモール株式会社にマスターリースし、「イオンSENRITO専門館」として営業を始める。千里中央駅につながる歩道橋の架け替えも終え、豊中市に寄贈
2019年 2月 「シエリアタワー千里中央」が竣工。2階に「SENRITOよみうりホール」を設置
3月 街区「SENRITO」完成
旧よみうり文化センター(2014年2月撮影)
旧よみうり文化センター(2014年2月撮影)
SENRITO ロゴマーク

~街区名とロゴマークの由来~

 「SENRITO」には、『多様な世代が暮らし、文化が育まれてきた「千里と」ともに』、そして、『大阪北部の中心地である千里の「都」として』、など様々な思いを込めています。
 ロゴマークは、空に向かって大きく「Y」の字に両手を広げる人が連なり、街が成長していく様子をイメージしています。4色使いで、青色は近郊都市を、緑色は豊かな自然を、茶色はゆとりのある大地を、オレンジ色は地域文化のある街をそれぞれ表しています。

【計画概要】

計画名称 よみうり文化センター(千里中央)再整備事業
計画地 大阪府豊中市新千里東町1丁目1番の3
建築主 株式会社読売新聞大阪本社  (商業)
讀賣テレビ放送株式会社   (商業)
関電不動産開発株式会社   (住宅)
関西電力株式会社      (住宅)
設計者 株式会社日建設計一級建築士事務所 (商業)
株式会社大林組大阪本店一級建築士事務所 (住宅)
施工者 清水建設株式会社   (商業)
株式会社大林組    (住宅)
奥村組土木興業株式会社(歩道橋)
敷地面積 12,239.48m
建築面積 10,353.63m
建蔽率 84.60%
容積率 596.72%
延床面積 110,859.89m/容積対象床面積73,034.89m
商業床面積 Ⅰ期13,710.39m/Ⅱ期10,367.47m/ 計24,077.86m
住宅総戸数 552戸、他店舗1戸
プレスリリース