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2019年1月29日
関西電力株式会社

高所作業車等の車両特定自主検査実施の一部遅延について

 当社は、2018年12月26日、送配電カンパニー 神戸電力本部 三田配電営業所に所属する高所作業車1台について、労働安全衛生法に基づき1年以内ごとに1回の実施が義務付けられている特定自主検査(以下、本検査)の実施が遅延していたとして、伊丹労働基準監督署から是正勧告を受けました。
 当該車両については、すでに本検査を受け、是正済みですが、本事象を踏まえ、本検査の対象となる高所作業車等、全245台についてその実施状況を調査したところ、11台が同様に遅延して本検査を実施していたことを確認しました。
 これらの車両全てについて、車両の安全を確認のうえ、管轄する労働基準監督署に調査結果と再発防止対策を説明しています。
 当社は、今後、今回策定した再発防止対策を着実に実施し、法令上の手続きを適切に行ってまいります。

(高所作業車等の車両特定自主検査の実施状況にかかる調査結果の概要)
1.調査対象および調査内容
 当社にある高所作業車、穴掘建柱車、フォークリフトなど全245台の特定自主検査の実施状況。
2.調査結果
 11台の特定自主検査実施の一部遅延が判明。
3.原因および再発防止対策
(原因)
  • ・当社と検査実施委託先の協力会社において、検査期間の管理が適切に行われておらず、当該期間中の検査実施に遅延が生じていた。
  • ・当社が、検査実施委託先の協力会社による個別の検査実施状況を適切に把握できていなかった。
(再発防止対策)
  • ・当社の車両運行箇所および検査実施委託先の協力会社に対し、検査実施のタイミングや重要性等に関する周知や教育等を徹底。
  • ・検査実施委託先の協力会社における本検査にかかる管理システムの強化と委託管理の強化。
  • ※特定自主検査とは、労働安全衛生法45条および同規則により、特定の機械等については、事業者は1年以内ごとに1回、定期に、有資格者による自主検査を実施しなければならないことが定められている。

以 上

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