プレスリリース
2018
2018年8月20日
関西電力株式会社
高浜発電所4号機の定期検査状況について(原子炉容器上蓋の温度計引出管接続部からの蒸気漏れ)
高浜発電所4号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力87万キロワット、定格熱出力266万キロワット)は、第21回定期検査中の本日15時頃、最終ヒートアップ(昇温・昇圧)後の現場点検中に、原子炉容器上蓋の温度計引出管*1接続部から、わずかな蒸気が漏えいしていることを当社社員が発見しました。今後、漏えいの原因について調査する予定です。なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。
また、高浜発電所4号機については、7月17日に原子力規制庁に対して施設定期検査変更申請をしており、その中で高浜発電所4号機の並列予定日を8月24日としていますが、本件の発生に伴い、施設定期検査期間を延長する予定です。
当社は、高浜発電所4号機の運転再開にあたって、安全を最優先に慎重に作業をすすめていきます。
- *1 原子炉容器の上蓋上部に設置されている筒状のもので、炉内の温度を計測する温度計を挿入するためのもの。
以 上