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2018年6月11日
関西電力株式会社

美浜発電所、高浜発電所および大飯発電所の原子炉設置変更許可申請について

 当社は、本日、原子炉等規制法の規則の改正に伴い、美浜発電所3号機、高浜発電所1~4号機、および大飯発電所3、4号機について、使用済燃料ピット等から溢れた水の管理区域外への漏えい防止対策や、中央制御室の居住性確保に必要なアニュラス空気再循環設備等に係る記載を設計方針に追加し、原子炉設置変更許可申請を原子力規制委員会へ行いました。

 また、原子炉等規制法の規則の改正を反映した美浜発電所3号機および大飯発電所3、4号機の地震時における燃料被覆管の閉じ込め機能の評価について、原子炉設置変更許可申請を行いました。

 なお、本変更手続きに伴う設備の設計変更や改造工事等はありません。

 当社は今後、原子力規制委員会の審査に真摯かつ的確、迅速に対応します。

  • ※事故時に格納容器内の放射性物質が配管貫通部等のシール部分から直接外部に放出されることを防ぐため、格納容器の当該部分を覆うようにアニュラスが設けられている。事故時にはアニュラスを負圧に保ち、フィルタ等で放射性物質を低減した上で排気筒から放出する。

以 上

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