プレスリリース
2018
2018年4月19日
関西電力株式会社
下小鳥(しもことり)維持流量発電所(仮称)の新設計画について
当社は、2030年に50万kWを目標として再生可能エネルギー電源の開発に取り組んでおり、水力電源開発にも積極的に取り組んでいます。その一環として岐阜県飛騨市河合町に当社が所有する下小鳥ダムにおいて、河川維持流量※を利用した「下小鳥維持流量発電所(仮称)」を新たに建設することとしました。
※:ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量
下小鳥維持流量発電所(仮称)は、出力480kWの発電所として、年間発電電力量を254万kWhと見込んでおり、CO2排出量を年間約1,400t削減することが可能となります。
平成31年11月着工、平成33年11月の営業運転を目指し、関係当局のご指導と地域の方々のご理解を賜りながら、安全を最優先に建設を進めてまいります。
当社は、引き続き、S+3E(安全性、地球環境、エネルギー安定供給、経済性)の観点を踏まえ、再生可能エネルギーの導入に積極的に取り組み、純国産エネルギーである水力発電についても最大限に活用し、電気の低炭素化を加速させてまいります。
- 【参考:下小鳥維持流量発電所(仮称)の概要】
-
所在地 岐阜県飛騨市河合町 水系・河川名 神通川水系 小鳥川(おどりがわ) 発電所形式 ダム式(維持流量発電) 最大出力 480kW(1基) 発電電力量 254万kWh/年 最大使用水量 0.64m3/s 有効落差 100.41m CO2削減量 約1,400t/年
以 上