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2016年9月12日
京都市
関西電力株式会社

「蹴上発電所」が『IEEEマイルストーン』に認定

 本日、関西電力株式会社(以下、関西電力)の「蹴上発電所」が、世界的な電気・電子技術の専門家組織であるIEEEより、権威ある『IEEEマイルストーン』に認定されました。
 『IEEEマイルストーン』が昭和58年(1983年)に制定されて以来、京都の建造物が認定されたのは初めてです。また、国内の電力会社においては、平成22年(2010年)4月、関西電力の「黒部川第四発電所」が認定されて以来、二例目となります。

 蹴上発電所は琵琶湖から京都へ水を導く「琵琶湖疏水」を利用した水路式水力発電所で、明治24年(1891年)に運転を開始し、昭和17年(1942年)に京都市から現在の関西電力の前身である関西配電株式会社へ引き継がれました。運転開始から125年経った今なお、現役の発電所として電気を送り続けています。

 今回の認定は、蹴上発電所が日本初の事業用水力発電所であり、その発電した電気が京都の街灯や工業用電力、そして日本で初めて営業を開始した電気鉄道(京都電気鉄道)に使われるなど、京都ひいては日本の産業の近代化に貢献したことに対し、評価されたものです。

 京都市と関西電力は今後も互いに連携しながら、蹴上発電所を守り続けるとともに地域の発展に努め、関西電力は電力の安全・安定供給に全力を尽くしてまいります。

以 上

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