プレスリリース
2016
2016年1月7日
関西電力株式会社
原子力発電所の運営状況について
当社の原子力発電所における運営状況について、以下のとおりお知らせします。
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- ※1:廃止措置を安全に行うために必要な設備の点検を終了(H27.5.1~7.13)。
- ※2:廃止措置を安全に行うために必要な設備の点検を終了(H27.5.1~7.17)。
- ※3:法律上、定期検査は廃止措置計画の認可を受けた日をもって終了とみなされる。
<新規制基準適合性審査に係る申請を行ったプラント>(平成28年1月6日現在)
発電所名 | 申請 | 申請日 | 補正日 | 許認可日 |
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大飯 3・4号機 |
原子炉設置変更許可申請 | H25.7.8 | - | - |
工事計画認可申請 | H25.7.8 H25.8.5 |
- | - | |
保安規定変更認可申請 | H25.7.8 | - | - | |
高浜 3・4号機 |
原子炉設置変更許可申請 | H25.7.8 | H26.10.31 H26.12.1 H27.1.28 |
H27.2.12 |
工事計画認可申請 | H25.7.8 H25.8.5※1 |
H27.2.2 H27.4.15 H27.7.16※2 H27.7.28※2 H27.9.29※3 |
3号機:H27.8.4 4号機:H27.10.9 |
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保安規定変更認可申請 | H25.7.8 | H27.6.19 H27.9.29 |
H27.10.9 | |
使用前検査申請 | 3号機:H27.8.5 (開始:H27.8.17) 4号機:H27.10.14 (開始:H27.10.21) |
3号機:H27.10.14※4 H27.11.25 |
- | |
美浜3号機 | 原子炉設置変更許可申請 | H27.3.17 | - | - |
工事計画認可申請 | H27.11.26 | - | - | |
保安規定変更認可申請 | H27.3.17 | - | - | |
高浜 1・2号機 |
原子炉設置変更許可申請 | H27.3.17 | - | - |
工事計画認可申請 | H27. 7.3 | H27.11.16 | - | |
保安規定変更認可申請 | - | - | - |
- ※1 H27.2.2の補正書にH25.8.5の申請内容を含めたため、H25.8.5の申請を取り下げ。
- ※2 高浜発電所3号機および共用設備のうち3号機に分類した設備について補正書を提出。
- ※3 高浜発電所4号機および共用設備のうち4号機に分類した設備について補正書を提出。
- ※4 高浜発電所4号機の共用設備の使用前検査時期を高浜発電所3号機の使用前検査工程に反映した記載内容の変更。
<運転期間の延長に係る申請を行ったプラント>(平成28年1月6日現在)
発電所名 | 申請 | 申請日 | 補正日 |
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高浜1・2号機 | 運転期間延長認可申請(運転期間60年) | H27.4.30 | H27.7.3 H27.11.16 |
保安規定変更認可申請(高経年化技術評価など) | H27.4.30 | H27.7.3 H27.11.16 |
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美浜3号機 | 運転期間延長認可申請(運転期間60年) | H27.11.26 | - |
保安規定変更認可申請(高経年化技術評価など) | H27.11.26 | - |
- ※原子炉等規制法において、運転期間は40年とされているが、その満了に際し、原子力規制委員会の認可を受けることで、1回に限り20年を上限として延長が可能とされている。
- (3)保全品質情報等
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発電所名 大飯発電所3、4号機 発 生 日 平成27年12月8日 件 名 発電所敷地内における仮設照明用の開閉盤からの発火について 事象概要
および
対策等- 1.事象の概要
- 平成27年12月8日2時5分頃、警備員が、屋外にある仮設照明用の開閉盤から発火していることを発見し、当社社員が2時11分に119番通報を行いました。
現場では、協力会社作業員が2時9分頃に消火を行い、その後、消防署員による現場確認が行われ、2時45分に鎮火が確認されました。
本事象において、負傷者は発生しておらず、周辺環境への放射能の影響はありませんでした。また、火災による原子炉施設への影響はありませんでした。 - 2.推定原因
- 調査の結果、開閉盤内にある配線用遮断器の2次側が著しく焼損しており、その端子部に隙間(緩み)が認められました。
このことから、平成27年5月に実施した開閉盤の組立作業において、配線用遮断器の2次側にケーブルを接続した際にケーブル端子の締め付けが不足しており、接触不良の状態で使用している間に、2次側端子部が過熱され、発火したものと推定されました。 - 3.対 策
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発電所名 高浜発電所3号機 発 生 日 平成27年12月25日 件 名 燃料装荷作業の一時中断について 事象概要
および
対策等- 1.事象の概要
- 定期検査中の高浜発電所3号機の使用済燃料ピットにおいて、平成27年12月25日23時15分頃、燃料集合体を燃料移送コンテナに吊り降ろす際、燃料集合体下部と燃料移送コンテナの接触により、クレーンにかかる荷重が一時的に低下したため、「燃料取扱室内燃料落下」の警報が発信し、直ちに燃料集合体の保持状況に異常のないことを確認しました。
- 2.推定原因
- 燃料装荷作業中は、仮設の照明付き水中カメラを燃料移送コンテナの角側(1方向)に設置していましたが、その対角にあたる部分は、燃料集合体の影となり見えにくい状態でした。
このため、燃料集合体を燃料移送コンテナに挿入する際、位置決めがわずかにずれていた可能性があり、燃料移送コンテナと接触し、通常より大きな負荷変動が発生し、警報の発信に至ったものと推定されました。 - 3.対 策
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燃料移送コンテナに対する照明付き水中カメラの位置を変更するとともに、照明付き水中カメラを1台追設し、視認性を向上させました。
照明付き水中カメラの位置を変更する対策を施した上で、燃料装荷を再開しました。
その後、より確実な作業ができるよう照明付き水中カメラ1台を追設し、平成27年12月28日に燃料装荷作業を終了しました。
以 上