プレスリリース

2015年7月30日
関西電力株式会社

赤穂発電所における取放水温度差の環境保全協定値超過について

 赤穂発電所(1、2号機定格出力:各60万kW)において、蒸気を冷却する海水の取水側と放水側の温度差が、本日午後4時から午後5時の1時間の平均値で7.1℃となり、兵庫県および赤穂市との環境保全協定値である7℃を超過しました。

 赤穂発電所においては、本日午後1時ごろより、取水口にくらげが大量に流れ込み、蒸気を冷却する海水の取水量が減少しました。これにより、放水側の海水温度が上がり、取水側と放水側の海水の温度差が増加したことから、温度差を低減させるために特にくらげの量が多かった2号機の出力を45万kWに抑制しましたが、環境保全協定値を超過したものです。

 その後、くらげの量が減少したため、午後5時54分に出力抑制を解除し、環境保全協定値内で通常運転を行っています。

  • ※環境保全協定…事業活動における環境保全のための措置等について自治体との間で締結した協定。蒸気を冷却する海水の、取水側と放水側の温度差を7℃以下にすることと定めている。
<赤穂発電所の概要>
  1号機 2号機
運転開始 昭和62年9月 昭和62年12月
定格出力 60万kW 60万kW
所在地:兵庫県赤穂市加里屋字東沖手1602番地
燃 料:原油および重油

以 上

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