プレスリリース

2014年10月31日
関西電力株式会社

高浜発電所3、4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書提出について

 当社は本日、高浜発電所3、4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書を原子力規制委員会へ提出しました。

 福島第一原子力発電所の事故後、当社は、事故を踏まえた緊急対策を直ちに実施し、全ての原子力発電所の安全性向上対策の多重性・多様性を拡充してきました。さらに、地震・津波に限らず、他の自然事象を含む外部事象についても考慮するとともに、炉心損傷防止対策のほか、大規模な放射性物質放出の防止対策等について、強化してきました。

 そのような中、平成25年7月8日、新規制基準が施行されたことに合わせて、原子力規制委員会に対して、大飯発電所3、4号機および高浜発電所3、4号機の原子炉設置変更許可および工事計画認可、保安規定変更認可の申請を行いました。

 その後、審査会合の中でいただいた、地震や津波、竜巻等の設定や、重大事故対策に係るご指摘を真摯に受け止め、対応が必要な内容を反映した上で、高浜発電所3、4号機につきまして、原子炉設置変更許可申請の補正書を本日、原子力規制委員会へ提出しました。

 今後、工事計画認可申請、保安規定変更認可申請につきましても、準備が整い次第、補正書を提出します。

 当社は、規制の枠組みにとどまることなく、安全性向上対策を、自主的、かつ継続的に進めていくことが不可欠であると考えており、今後も、世界最高水準の安全性を目指し、国内外の最新の技術情報の収集、分析に努め、原子力発電所の安全性、信頼性の向上に努めてまいります。

以 上

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