プレスリリース

2014年7月25日
関西電力株式会社

火力電源入札の募集開始について

 当社は、高経年化への対応、および燃料費の削減による経済性向上の観点から、中長期的な最新鋭の火力発電所の開発・導入に向けて取り組んでおり、平成33年度から平成35年度の間に受電を開始できる出力150万kW分の火力電源を入札により募集することとしました。

平成26年3月26日 お知らせ済み]

 当社は、資源エネルギー庁が策定した「新しい火力電源入札の運用に係る指針」※1に基づき、平成26年4月8日に事業者向けの事前説明会を開催し、1ヶ月間にわたり、入札募集要綱案に対する意見を募集しました。
 その後、6月17日に、これらの意見を反映した入札募集要綱案を中立的機関※2に提出し、その審議結果を踏まえ、このたび、入札募集要綱を確定したことから、8月4日から11月28日まで、入札募集の受付を行うこととしました。

 なお、入札募集受付の開始にあたり、別紙のとおり、8月4日に事業者向けの説明会を開催し、入札の募集内容等について説明することとしています。

以 上

  • ※1 平成24年9月18日制定。一般電気事業者が行う電源調達に入札による競争原理を導入し、IPP事業者をはじめとする新規参入者による卸供給を拡大することによって、電力の安定供給と電気料金の一層の適正な原価の形成を促すことを目的に、一般電気事業者が入札により火力電源を調達しようとする場合の基本的な事項を定めたもの。
  • ※2 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電気料金審査専門小委員会 火力電源入札ワーキンググループ:一般電気事業者による電源調達に競争原理を導入し、卸供給事業者(IPP事業者)をはじめとする新規参入者による卸供給を拡大することによって、電力の安定供給と電気料金の一層の適正な原価の形成を促すことを目的として、透明性・公平性を確保する観点から、有識者により構成された委員会のこと。
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