プレスリリース

2014年7月1日
関西電力株式会社

今夏に向けた電力需給に係る予備力の積み増し結果の報告について

 当社は、平成26年5月16日に、政府から、「電力需給に関する検討会合」において取りまとめられた電力需給対策の一環として、関西電力及び九州電力で、周波数変換所(FC)を通じた電力融通抜きでも予備率3%以上を確保できるよう、合計で24万kW以上の予備力を6月末までに積み増すよう要請を受けました。
 政府からの要請を受け、当社は、需給両面での予備力の積み増しに取り組んできた結果を、本日、経済産業省へ報告しました。

 具体的には、需要面では、電力需給のひっ迫が予想される場合に、需要抑制をお願いする通告ネガワット特約やBEMSアグリゲーターとの協業等により、11.3万kW、供給面では、姫路第二発電所新5号機で、少しでも夏季の供給力として見込めるよう、当初予定していた休転期間を見直しすること等により、8.8万kWの積み増しを行いました。これにより8月は需給両面での取組みを合わせて、計20.1万kWの予備力を積み増すことができました。

 当社は今後も引き続き、今夏の安定供給に向け、節電の呼びかけや、火力発電所の計画外停止の未然防止等に最大限取り組むことで、万全を期してまいります。

※休転期間:発電を停止し機器を停止した上で、機器の分解点検等により設備の健全性確認を行う作業などを行うための期間

以 上

プレスリリース