プレスリリース

2014年6月11日
関西電力株式会社

今夏に向けた全ての火力発電所における総点検結果の報告について

 当社は、平成26年5月16日に、政府から、「電力需給に関する検討会合」において取りまとめられた電力需給対策の一環として「火力発電所の総点検」を行い、その結果を報告するよう要請を受け、全ての火力発電所の点検を行ってきましたが、本日、その点検結果を経済産業省へ報告しました。

 具体的には、全ての火力発電所の全機器を対象に、設備の劣化や、損傷等がないか点検を行った結果、今夏の供給に支障をきたすような異常がないことを確認しました。
 また、緊急時における協力会社を含めた連絡体制などの保守管理状況についても、あわせて報告しました。

 今後、本日の報告内容に関する同省からのヒアリングおよび火力発電所への立入調査・巡察を受ける予定であり、当社としては、ご指導を賜りながら、真摯に対応してまいります。

 当社は今後も引き続き、今夏の供給力確保に向け、異常兆候の早期発見に向けた巡視・監視などの保安管理の一層の徹底を図り、火力発電所における計画外停止の未然防止に最大限取り組んでまいります。

<総点検結果の概要>
調査対象

全火力発電所10箇所(33基)

※長期計画停止中の宮津エネルギー研究所、多奈川第二発電所と試運転中である姫路第二発電所新4号機、新5号機は除く。

調査期間 平成26年5月16日~6月5日(計21日間)
総点検結果
  • 今夏の供給に支障をきたすような異常 0件
  • 蒸気配管接続部からの微量の水漏れ等の軽微な不具合21件
    (21件のうち、すでに8件は修理が完了しており、 残りの13件については、計画的に修理を行う予定。)

以 上

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