プレスリリース

2014年5月21日
関西電力株式会社

姫路第二発電所5号機 復水器内への海水の漏えいの疑いによる出力抑制に関する点検結果について

 姫路第二発電所5号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の5月20日午前4時37分、復水器内の細管から海水の漏えいを検知する警報が発信したことから、復水器の点検を行うため、出力を30万kWに抑制しました。

5月20日お知らせ済み]

 出力抑制後に復水器の内部点検を実施した結果、復水器内の細管1本から、海水がわずかに漏えいしていることを確認しました。原因については、細管内表面への、貝などの海洋生物の付着により局所的に海水の流速が増加した結果、細管の減肉が進行して貫通し、漏えいが発生したものと推定しています。
 なお、当該細管の両端に栓を取り付けた後、復水器に海水を通水した結果、海水の漏えいの停止が確認できたことから、5月21日午前2時40分に通常運転を開始しました。

<姫路第二発電所の概要>
  5号機 6号機 新1号機 新2号機 新3号機
運転開始 昭和48年10月 昭和48年11月 平成25年8月 平成25年11月 平成26年3月
定格出力 60万kW 60万kW 48.65万kW 48.65万kW 48.65万kW
所在地:兵庫県姫路市飾磨区妻鹿常盤町しかまくめがときわちょう
燃料:天然ガス

以 上

<添付資料>

プレスリリース