プレスリリース

2014年4月30日
関西電力株式会社

「平成26年度関西電力グループ経営計画」の策定について

 当社は、このたび、関西電力グループ全体の平成26年度の経営の方向性を取りまとめ、「平成26年度関西電力グループ経営計画」を策定しました。

 関西電力グループを取り巻く経営環境は、原子力プラントの再稼動時期が未だ見通せず、電力の需給、事業の収支ともに、極めて厳しい状況が続いています。また、電力の小売全面自由化をはじめ、かつてない競争本格化が目前に迫っています。

 こうした経営環境を踏まえ、平成26年度関西電力グループ経営計画においては、「変わらぬ使命のためのベースアクション」と「変わり続けるための変革アクション」の2つの観点で、以下の6つを柱としたアクションプランを展開していきます。

<変わらぬ使命のためのベースアクション>
  • ・グループワイドでのゆるぎない安全文化の構築
  • ・電力需給の安定化に向けた総力結集
  • ・CSRを基軸にした経営の実践
<変わり続けるための変革アクション>
  • ・競争力ある企業グループへの変革
  • ・徹底した経営効率化とコスト構造改革
  • ・お客さま・社会のご期待に応えるための取組みの推進

 今後、経営環境が大きく変化する中でも、「お客さまと社会のお役に立つ」という関西電力グループの変わらぬ使命を果たし続けるために、原子力プラントの早期の再稼動に向けて、引き続き、新規制基準への適合性審査に真摯かつ迅速、的確に対応するとともに、立地地域をはじめ、広く社会の皆さまに、再稼動の必要性や、より一層の安全性向上を目指した自主的かつ継続的な取組みをご説明し、ご理解を賜るように全力で取り組んでまいります。

 

 また、聖域なき経営効率化の実現や、電力の安全・安定供給の取組みに加えて、将来の競争本格化を見据え、今後とも関西電力グループの商品・サービスをお客さまからお選びいただけるよう、戦略や事業基盤の構築にこれまで以上に注力してまいります。

以 上

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