プレスリリース

2014年3月31日
関西電力株式会社

米国キャメロンLNGプロジェクトからの液化天然ガス購入に関する売買契約の締結について

 当社は、本日、三井物産株式会社(以下、三井物産)との間で、米国ルイジアナ州のキャメロンLNGプロジェクトで生産される液化天然ガス(以下、LNG)の購入に関する売買契約を締結しました。

 本プロジェクトは、事業主のCameron LNG, LLC社(以下、キャメロンLNG社)が、保有・操業しているキャメロンLNG受入基地に、同社が天然ガス液化プラントを新設し、米国内で生産されるシェールガスをはじめとした天然ガス(以下、米国産天然ガス)を精製・液化し、LNGとして輸出するものです。

 三井物産は、米国子会社を通じて、キャメロンLNG社との間で天然ガス液化加工契約を締結しており、同子会社が米国産天然ガスを調達し、本プロジェクトの天然ガス液化プラントで液化したうえで、LNGとして引き取ることとなっています。

 当社は、本プロジェクトによるLNGの生産開始(平成29年後半予定)から20年間、三井物産の引取数量の一部である約40万トン/年のLNGを米国天然ガス価格(ヘンリーハブ価格)指標で購入することとしています。

 これまでも当社は、燃料調達における、価格指標の多様化や調達先の分散化に取り組んでいますが、今回の契約締結により、今後のLNG調達の経済性や安定性を、より一層向上できるものと考えております。

 当社は今後も、供給安定性と経済性に優れたLNGの確保に努め、より一層の効率化と電力の安全・安定供給に万全を期してまいります。

以 上

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