プレスリリース

2014年3月26日
関西電力株式会社

海南発電所3号機 ボイラ外壁の赤熱に伴う運転停止に関する点検結果について

 海南発電所3号機(定格出力:60万kW)は、運転中の3月24日午後8時40分頃、巡回点検中の当社作業員が、ボイラの外壁の一部が赤熱していることを発見したため、同日午後10時48分に運転を停止しました。

3月25日 お知らせ済み]

 その後、詳細な点検を実施した結果、ボイラの外壁の損傷およびボイラ配管と外壁の間に設置している耐火材に最長で約300mm程度の亀裂が入っていることを確認しました。

 原因については、長時間の使用および起動・停止に伴う配管の伸縮が繰り返されたことにより、耐火材に亀裂が生じ、燃焼ガスが直接、外壁に当たったことにより赤熱し、損傷に至ったものと推定しています。

 損傷した外壁および耐火材の取替えを行い、設備の健全性が確認できたことから、本日午後0時頃に起動操作を開始し、本日中に通常運転を開始する予定です。

※燃焼ガス…
ボイラの燃焼に伴い、燃焼付近に発生する高温のガス
<海南発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW
所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地96
燃 料:原油および重油

以 上

<添付資料>

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