プレスリリース

2013年11月12日
関西電力株式会社

海南発電所1号機 発電機励磁(れいじ)装置の不具合に関する点検結果について

 海南発電所1号機(定格出力:45万kW)は、発電機のメンテナンス作業を行うために停止していましたが、その作業の一環として発電機の起動操作を実施していた11月3日午後1時58分、励磁れいじ装置の異常を示す警報が発信し、励磁装置が自動的に停止しました。

※ 励磁装置
発電機に設置しており、発電機で発電を行うためにコイルに電流を流して磁界を発生させる装置。

[11月4日 お知らせ済み]

 その後、詳細な調査を行った結果、原因は、経年劣化により、励磁装置の制御回路の一部が故障したことで、励磁装置が自動停止したものと推定しています。
 不具合のあった制御回路の一部を取替え、動作試験を実施した結果、設備の健全性が確認されたため、11月11日午後5時30分に起動操作を開始し、本日午前7時50分に通常運転を開始しました。

以 上

<海南発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機 4号機
運転開始 昭和45年5月 昭和45年9月 昭和49年4月 昭和48年6月
定格出力 45万kW 45万kW 60万kW 60万kW
  • 所在地:和歌山県海南市船尾字中浜260番地96
  • 燃料:原油および重油

<添付資料>

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