プレスリリース

2013年11月8日
関西電力株式会社

姫路第二発電所5号機 ボイラ給水配管の弁からの水漏れに関する点検結果ついて

 姫路第二発電所5号機(定格出力:60万kW)は、空気予熱器のメンテナンス作業のため運転を停止していましたが、メンテナンス作業が完了し、運転再開に向けて起動操作中であった11月5日午前2時頃、ボイラ給水配管の弁から、水漏れを確認したため、起動操作を中止しました。

  • ※空気予熱器・・・ボイラの熱効率を高めるために、燃焼用の空気をボイラに送り込む前に加熱する装置。

[11月5日 お知らせ済み]

 当該弁の分解点検を行った結果、原因については、長時間の使用に伴い、弁内部のパッキン付近に生じた錆等を除去するための定期的な清掃により、弁内部が繰り返し磨耗して弁内部が広がったことで、密閉性が低下し、水漏れが発生したものと推定しました。

 パッキンを取替えるとともに、密閉性を向上させるために、従来よりパッキンの締め付けを強くした上で、漏洩確認を実施した結果、設備の健全性が確認されたため、本日午前5時56分に起動操作を開始し、同午後4時20分に通常運転を開始しました。

以 上

<姫路第二発電所の概要>
  5号機 6号機 新1号機
運転開始 昭和48年10月 昭和48年11月 平成25年8月
定格出力 60万kW 60万kW 48.65万kW
  • 所在地:兵庫県姫路市飾磨区妻鹿常盤町しかまくめがときわちょう
  • 燃料:天然ガス

<添付資料>

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