プレスリリース

2013年8月19日
関西電力株式会社

舞鶴発電所1号機の電気集塵器の灰詰まりに伴う運転停止について

 舞鶴発電所1号機(定格出力:90万kW)は、通常運転中の8月18日午後9時39分にガス加熱器※1に補給する水のタンクのレベル低下を示す警報が発信したため、現場等を確認した結果、ガス加熱器内で、水が漏れていることを確認しました。また、漏れた水が、電気集塵器※2に流れ込み、その湿気により電気集塵器内にある灰が固まり、灰の取り出し口が詰まっていることを確認しました。
 その後、作業員により、灰のかき出し作業を行っておりましたが、運転継続不可能と判断し、午前8時20分より停止操作を開始し、午前10時58分に運転を停止しました。

 今後、ガス加熱器内部の点検を行い、漏洩箇所を特定したうえで修理を行うこととしていますが、修理完了の時期については未定です。

  • ※ 1 ガス加熱器…ボイラ燃焼ガスの熱を回収し、脱硫装置で温度が低下した燃焼ガスを再加熱することにより、煙突から排出する燃焼ガスの拡散性を向上させる設備。熱交換に水を使用している。
  • ※ 2 電気集塵器…電極間に高電圧を加え、放電させることで燃焼ガス内の灰を帯電させて、収集・除去する設備。
<舞鶴発電所の概要>
  1号機 2号機
運転開始 平成16年8月 平成22年8月
定格出力 90万kW 90万kW
所在地:京都府舞鶴市字千歳560番地5
燃 料:石炭

以 上

<添付資料>

プレスリリース