プレスリリース

2013年6月28日
株式会社ニュージェック
関西電力株式会社

「ミャンマー国電力開発計画プログラム形成準備調査」の受託について

 株式会社ニュージェック(以下「ニュージェック」)および関西電力株式会社(以下「当社」)は、本日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から、「ミャンマー国電力開発計画プログラム形成準備調査」業務を受託しました。

 ミャンマー国は、軍政から民政への移行に伴い、近年急速な経済発展を遂げていますが、水力発電が電力設備の7割を占める同国においては、乾期の水不足による停電と、近年の急激な電力需要の伸びへの対応が、今後の発展における大きな課題となっています。そのため、ミャンマー国は電力不足の解消を政策の重点項目に挙げ、発電所や送変電設備の整備をはじめとする電力分野の総合的な開発計画を策定することとしています。日本政府としても政府開発援助(ODA)の一環として、同国のインフラ整備を支援することを表明しており、日本政府のODAの実施機関であるJICAが募集した本調査業務について、ニュージェックと当社が共同で応募し、このたび受託することとなりました。

 調査の内容は、平成25年6月から平成26年6月までの約1年間にわたり、両社の社員を現地へ派遣し、現地の電力需要、発電設備および送変電設備の情報収集と分析を進め、ミャンマー国の中長期な電力開発計画の策定を支援することです。また本調査は、日本政府による今後の電力分野の協力方針を策定する参考となります。

 ニュージェックと当社は、昭和50年代からミャンマー国において、水力を中心とした電力分野のプロジェクトに関わり、継続的に技術支援を続けることで、同国の電力設備の構築に貢献してきました。

 本調査においてもこれまでの知見と技術力を活かし、ミャンマー国内の電力の安定供給の実現を通じて、同国の今後の発展に貢献していきます。

以 上

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