プレスリリース
2013
2013年5月17日
関西電力株式会社
御坊発電所3号機 ボイラ燃焼用空気漏れに関する点検結果について
御坊発電所3号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の5月14日午後1時頃、協力会社作業員から、燃焼用の空気をボイラへ送るダクトの伸縮継手※の一部が破損しているとの連絡を受け、当社作業員が現地点検を実施したところ、伸縮継手の破損箇所から空気が漏れていることを確認したため、同日午後2時33分に運転を停止しました。
[5月14日お知らせ済み]
その後、該当箇所の詳細な調査を行った結果、原因については、長時間の使用および起動停止に伴う伸縮を繰り返したことにより、伸縮継手部分が劣化し、ダクトを通過する燃焼用の空気の圧力によって損傷に至り、燃焼用空気が漏れたものと推定しました。
今後、破損のあった伸縮継手部分の取替えを行い、5月18日の夜間に空気の漏洩試験を実施し、運転に支障がないことを確認した上で起動操作を開始し、翌5月19日に通常運転を開始する予定です。
- ※ 伸縮継手 … ダクトの伸びを吸収する継手
1号機 | 2号機 | 3号機 | |
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運転開始 | 昭和59年9月 | 昭和59年11月 | 昭和60年3月 |
定格出力 | 60万kW | 60万kW | 60万kW |
- 所在地:和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1−3
- 燃料:原油および重油
以 上