プレスリリース

2013年5月14日
関西電力株式会社

赤穂発電所1号機 排煙脱硝装置下部の赤熱について

 赤穂発電所1号機(定格出力:60万kW)は、メンテナンス作業のため停止していた5月11日午前1時20分頃、巡回点検中の当社作業員が、排煙脱硝装置(以下、「装置」)の下部を覆っている外装板が赤熱し、火の粉が落ちているのを発見したため、午前1時25分に消防へ通報しました。午前1時36分に消防が到着しましたが、その際には、赤熱が収まっていたため、外部からの消火活動等は行わず、状況を監視し、装置を自然に冷却しました。

 本日、冷却を終えたことから、消防当局等の立会いの下、当該装置の内部点検を行ったところ、底板に腐食による破孔があり、補修が必要であることを確認しました。現在、装置の外装板を外して損傷状況を確認しているところです。

 今後、原因を特定したうえで当該部分の修理を行ってまいりますが、復旧時期については未定です。

  • ※ 排煙脱硝装置…ボイラより発生する燃焼排ガスに含まれる窒素酸化物を除去する装置
<赤穂発電所の概要>
  1号機 2号機
運転開始 昭和62年9月 昭和62年12月
定格出力 60万kW 60万kW
所在地:兵庫県赤穂市加里屋字東沖手1602番地
燃 料:原油および重油

以 上

プレスリリース