プレスリリース

2013年5月10日
関西電力株式会社

法人のお客さまを対象としたBEMSアグリゲーターとの協業によるピーク抑制について

 当社は、今夏、電力を安定供給する上で最低限必要な予備率3%程度を確保できる見通しでありますが、気温の変動等による電力需要の急増や発電所のトラブルなど、不測の事態により、電力需給がひっ迫することも考えられるため、節電のお願いに加え、さらなる電力需給の安定化に向けた取組みとして、昨夏に引き続き、法人のお客さまを対象とした「BEMSアグリゲーターとの協業によるピーク抑制」を実施することとしました。

 具体的には、当社管内の高圧受電(契約電力1,000kW未満)のお客さまを対象に、7月1日〜9月30日の間、前日段階で需給ひっ迫に至ることが予想される日について、BEMSアグリゲーターがBEMSを導入したそれぞれのお客さまに負荷調整を働きかけピーク抑制を図ります。

 当社としては、今後も引き続き、大飯発電所3,4号機に続く原子力プラントの再稼動に全力で取り組み、最大の使命である電力の安全・安定供給に全力を尽くすとともに、今回のような需要サイドへの取組みも積極的に推進し、電力の需給安定に努めてまいります。

以 上

  BEMSアグリゲーター
     BEMS(Building Energy Management System)とは、ビル等の建物内の電気の使用状況の「見える化」を図り、空調や照明などの負荷設備の制御やピーク電力の抑制、制御する機能などを有するエネルギー管理システム。
 BEMSアグリゲーターとは、中小ビルや複数の同一法人の建物等にBEMSを導入するとともに、クラウド等によって自らの集中管理システムより得られたエネルギー使用量などを基にした、エネルギー管理支援サービスを提供できる事業者。
 
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