プレスリリース

2013年4月1日
関西電力株式会社

御坊発電所1号機のタービン部配管からの蒸気漏れに関する点検結果について

 御坊発電所1号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の3月25日18時15分頃、当社作業員が巡回点検を行っていたところ、高中圧タービンから排気された蒸気を低圧タービンに導く配管からの蒸気漏れを発見したため、同日20時32分に運転を停止しました。
 その後、タービン車室の温度が下がるのを待って、蒸気が漏洩していた箇所周辺の点検を行い、蒸気配管の継ぎ手部分から蒸気が漏れていることを確認しました。

[3月26日お知らせ済み]

 さらに詳細な点検を行った結果、当該配管の継ぎ手部分のパッキンが損傷していることを確認したため、パッキンを取り替えました。
 原因については、起動停止に伴う膨張・収縮の繰り返しによりパッキンが損傷に至り、損傷部分から蒸気が漏れたものと推定しています。

 なお、蒸気を低圧タービンに導く配管はもう1本あり、同じ部分について点検を行った結果、パッキンの損傷や配管継ぎ手ボルトの緩みが無いことを確認したことから、3月31日21時35分に起動操作を開始し、本日5時8分に並列、8時35分に通常運転を開始いたしました。

<御坊発電所の概要>
  1号機 2号機 3号機
運転開始 昭和59年9月 昭和59年11月 昭和60年3月
定格出力 60万kW 60万kW 60万kW
所在地:和歌山県御坊市塩屋町南塩屋字富島1−3
燃料:重油、原油

以 上

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