プレスリリース

2013年3月11日
関西電力株式会社

舞鶴発電所1号機のボイラからの漏水に関する点検結果について

 舞鶴発電所1号機(定格出力:90万kW)は、運転中の2月27日にボイラへの補給水量が増加し、監視を強化しておりましたが、2月28日に補給水量がさらに増加したため、漏水の疑いが強いと判断し、同日13時09分に停止操作を開始しました。

2月28日お知らせ済み]

 3月1日2時55分に運転を停止した後、ボイラの冷却を行い、詳細な点検を行った結果、ボイラ上部の配管4本に損傷を発見しました。
 原因については、ボイラ配管外面が、石炭を燃焼させた後に発生する石炭灰と接触することにより磨耗し、1本が損傷に至り、そこから高温高圧の水が近傍の配管に噴き出したことで、他の3本も損傷に至ったものと推定しています。

 なお、当該配管については取替えを行うとともに、当該配管付近の点検を実施したところ、5本の配管で磨耗しているのが確認できたため、併せて取替えを行いました。その他の類似箇所も点検した結果、設備の健全性が確認できたことから、10日17時26分に起動操作を開始し、本日13時02分に並列しました。本日18時頃に通常運転を開始する予定です。

以 上

<舞鶴発電所の概要>
  1号機 2号機
運転開始 平成16年8月 平成22年8月
定格出力 90万kW 90万kW
所在地:京都府舞鶴市字千歳560番地5
燃  料:石炭
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