プレスリリース

2013年2月28日
関西電力株式会社

横大路変電所構内における土壌調査の結果について

 当社は、横大路変電所構内(京都市伏見区横大路下三栖里ノ内)において、平成23年10月13日から自主的な土壌調査を行った結果、敷地の一部(深さ2.0m以内)から環境基準※1を超える「鉛及びその化合物」および「砒素及びその化合物」が検出されました。
 当該地は履歴調査の結果、以前は田地であったことから、検出された「鉛及びその化合物」および「砒素及びその化合物」は、敷地整備の際の盛土等に含まれていた可能性が高いと考えています。
 当該地については、アスファルト舗装または砂利敷きとしており、汚染土壌の飛散や直接摂取といった周辺への影響はありません。
 また、より深い地層および地下水についても詳細な自主調査を行い、「鉛及びその化合物」および「砒素及びその化合物」が検出されなかったことを確認しています。
 汚染土壌については、今後搬出する予定ですが、関係法令および関係各所との協議に基づき適切に処理してまいります。

1.当該地の概要
名     称横大路変電所構内南側
所     在京都市伏見区横大路下三栖里ノ内1番 他
敷地面積約7,061m2(南側部分のみ)
2.汚染の状況
 当該地の土壌汚染について自主的に調査した結果、約486m2の範囲、深さ2m以内の地層から土壌溶出量※2の環境基準に対して最大で2.1倍の「鉛及びその化合物」と5.2倍の「砒素及びその化合物」が検出されました。
 また、土壌含有量※3の環境基準に対して最大で8.7倍の「鉛及びその化合物」が検出されました。
※1:土壌汚染対策法の定める基準
※2:土壌に水を加えた場合に溶出する有害物質の量
※3:土壌に含まれる有害物質の量

以 上

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