プレスリリース

2013年1月31日
関西電力株式会社

御坊発電所3号機のボイラ出口配管からの蒸気漏れに関する点検結果について

 御坊発電所3号機(定格出力:60万kW)は、通常運転中の1月29日8時34分頃、巡回点検中の作業員がボイラからタービンに蒸気を送る配管付近において漏水を発見したため、現場等を確認した結果、ボイラの出口付近にある蒸気を採取する配管の付け根付近から蒸気が漏れていることを確認したため、29日14時04分に運転を停止しました。

1月29日お知らせ済み]

 その後、ボイラの冷却を行い、詳細な点検を行った結果、ボイラの出口付近にある蒸気を採取する配管の溶接部に損傷を発見しました。
 原因については、起動停止等に伴う配管の熱による伸縮で発生する応力が、当該溶接部に繰り返し加わり、経年的に疲労損傷が発生したものと推定しています。

 なお、当該配管については取替えを行うとともに、類似箇所の点検を実施したところ、損傷が認められた配管以外の3箇所で溶接部表面に軽微な傷が認められたため、併せて取替えを行い、設備の健全性が確認できたことから、本日6時00分に起動操作を開始し、11時03分に並列しました。今後、13時30分頃に通常運転を開始する予定です。

以 上

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