プレスリリース

2012年11月19日
関西電力株式会社

美浜発電所1,3号機、高浜発電所1号機、大飯発電所1号機の定期検査期間中の運用管理の変更について

 当社の原子力発電所は、現在、稼動中の大飯発電所3,4号機を除く9プラントが定期検査中です。

 このうち美浜発電所1,3号機、高浜発電所1号機、大飯発電所1号機については、必要な検査や所定の点検が終了した後、燃料を原子炉に装荷した状態で安定的に冷却しながらプラントの保管管理を行っています。
 現在、この保管状態を維持するため、燃料を装荷していないプラントに比べ、多くの機器の運転とその制御・監視を行っています。
 また、原子力規制委員会におかれては、今後、新しい安全基準を策定される予定であり、当面、上記プラントについては定期検査の状況が続くものと考えています。

 このような状況を踏まえ、これらの4プラントについては、計画的に装荷した燃料を取り出し、使用済燃料ピットに保管することとしました。

 なお、燃料取出し後は、引き続き、これまでプラント停止中に運転してきた機器等の点検や安全性向上対策工事を実施していきます。

 当社は、今後も原子力発電所の安全対策を実施していくとともに、新たな知見が得られた場合は迅速かつ的確に対策を追加し、原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

以 上

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