プレスリリース

2012年10月31日
関西電力株式会社
日本原子力発電株式会社
独立行政法人日本原子力研究開発機構

若狭湾沿岸における津波堆積物に関する調査の実施状況について

 関西電力株式会社、日本原子力発電株式会社、独立行政法人日本原子力研究開発機構の3社(以下、「3社」という)は、東北地方太平洋沖地震以降に開催された福井県原子力安全専門委員会でのご意見を踏まえ、若狭湾における津波の痕跡に関する情報を蓄積することを目的とした調査を実施しています。
 その後、平成23年11月11日付で原子力安全・保安院から東北地方太平洋沖地震の知見等を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価の実施について指示を受け、天正地震に関する津波堆積物の結果について12月21日に原子力安全・保安院に報告しました。
 報告書の提出を受けて開催された地震・津波に関する意見聴取会において、3社は、天正地震以外の津波堆積物の結果についても、平成24年10月末に報告することとしていましたが、下記のとおり変更が生じたためお知らせいたします。

・若狭湾における津波堆積物調査

 現在、約1万年前から現在に至るまでの津波の堆積物について調査を実施していますが、試料の分析・評価に時間を要していることから、11月末を目途に報告いたします。

 今後も引き続き、若狭湾において津波堆積物調査を実施するとともに、津波に関する情報の収集を行ってまいります。

以 上

プレスリリース