プレスリリース

2012年9月10日
関西電力株式会社

相生発電所1号機のボイラからの漏水に関する点検結果について

 相生発電所1号機(定格出力:37.5万kW)は、起動準備中の9月6日23時30分頃、巡視点検を行っていた当社作業員がボイラ底部からの漏水を発見したため、起動を中止しました。

9月7日お知らせ済み]

 その後、ボイラを冷却し、詳細な点検を行った結果、ボイラ底部にあるブロー配管の継手溶接部が損傷し、漏水していることを確認しました。

※ブロー配管:ボイラ配管から水を抜くための配管

 原因については、プラントの起動停止に伴う配管の伸び縮みの繰り返しにより、当該継手溶接部に応力が繰り返し加わり、疲労損傷が発生したものと推定しています。

 なお、当該損傷箇所の配管を取替えるとともに、類似箇所の点検を行った結果、設備の健全性が確認できたことから、本日2時30分に起動しており、15時頃には通常運転を開始する予定です。

<相生発電所の概要>(所在地:相生市相生字柳山5315−46)
ユニット 定格出力 運転開始日
1号機 37.5万kW S57年 9月
2号機 37.5万kW S57年11月
3号機 37.5万kW S58年 1月
○燃料は原油および重油

以 上

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