プレスリリース

2012年8月10日
関西電力株式会社

赤穂発電所2号機取水口のスクリーン駆動用チェーンの損傷による出力抑制について

 赤穂発電所2号機(定格出力:60万kW)は、8月9日4時45分に起動操作を行ったところ、取水口に設置された海水中の塵芥等を除去するスクリーン4台のうち1台が動作しなかったため、出力を30万kWに抑制して運転を行うとともに、スクリーンの点検を実施しました。

 目視点検の結果、スクリーンを駆動させるためのチェーンが損傷していることが判明しました。
 原因については、現在調査中ですが、今後、スクリーンを海中から引き上げ詳細な点検を実施する予定です。
 また、修理を行う範囲によりますが、修理には1ヶ月程度かかる見込みです。

 なお、取水口付近に多量のクラゲが押し寄せたことから、8月9日14時49分に発電を停止し、クラゲの量が減少した本日5時51分に起動を行い、現在、30万kWに出力を抑制して運転を行っています。
 今後、破損しているスクリーンが設置されている取水路を閉鎖し、出力を45万kWまで上昇させる予定です。

 修理が完了するまでの間、出力を抑制して運転をいたしますが、できるだけ早期にフル出力運転が再開できるよう努めてまいります。

以 上

<添付資料>

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